
お客様に代わり、私たちが挑戦し、たくさん失敗しましょう。
その積み重ねが、お客様に提供する「失敗しない駐車場経営」です。
代表取締役 長谷川健司
01エイコーレンタサービスの事業内容や強み
コストを下げることは、基本に忠実であるということ
はじめまして。当社は街中にあるコインパーキングの管理・運営を行う会社です。土地オーナー様から土地をお借りし、駐車場設備の設置と運営管理をすべて当社で担います。オーナー様にとってはリスクが少なく、分かりやすいビジネスモデルが特徴です。
私たちは「高効率化とコストの抑制」を当初から掲げており、同業他社と比較した場合、住宅エリアのような立地条件では特に強みを発揮します。
見栄えの良いサービスよりも “基本に忠実であること” を重視し、堅実に成果を出す会社だと自負しています。
02事業を始めた経緯
華やかなスタートではなく、“必要に迫られて”始まった事業
私は群馬県で男3人兄弟の末っ子として生まれ育ちました。新卒で入社した会社を1年で辞め、その後は深く考えないまま、23歳で父が営んでいた駐車場機器の製造会社に入り営業として働き始めました。
大きな転機となったのはリーマンショックです。製造業一本では先行きが不透明になり、「別の柱をつくらなければ会社がもたない」という危機感が現実味を帯びてきました。そこで事業転換を模索し、2009年に父の製造業とは切り離す形で駐車場運営事業「パークレポ」を29歳の時に立ち上げました。当時の私は営業職の経験しかなく、経営もすべて手探りの状態からのスタートでしたが、社内外の皆様に支えられ、現在の形に成長することができました。
03コインパーキング事業の魅力

目に見えて成果がわかる“実感できる仕事”
駐車場事業の魅力は、成果が明確に見えることです。実際に地図に掲載されたり、事前に行ったシミュレーションと売上が一致したときはやりがいと面白さを感じます。当社は事業の多角化をせず、あえてシンプルにコインパーキング事業に集中しています。その分 「土地オーナー様が何を求め、どうしたら満足いただけるか」 を深く追求できるのが強みです。
また、家族と出かけた際に娘から「お父さんの会社の駐車場だ!」と言われる瞬間は、何より嬉しいですね。
04女性比率が高く、子育て世代が多い理由
自身の経験から“働きやすさ”を本気で整えた
一つは、父の会社をいわば「反面教師」としたことです。昔気質な父で製造業だったこともあり、女性が働きやすい環境とは言えず、「自分は女性が活躍しやすい職場を作りたい」という思いが自然と強くなりました。
もう一つは、子育てしながら働く妻を私自身が間近で見ているからです。大変ありがたいことに、妻の会社が育休や時短勤務などの働きかたに非常に協力的だったことから、「産休育休制度だけでは足りない。会社が本気でサポートしなければ働き続けられない」と強く実感しました。そのため当社では、属人化の解消を徹底しています。「あの人にしかできない仕事」ではなく「誰でもできるよう仕組み化された仕事」にすることで、急な休みが必要な時でも安心して働ける環境が整います。
05社長自身の強み
質を上げるために、圧倒的な“量”を見てきた
誰よりも多くの案件を見てきたことです。当社は年間1,000件以上の案件を扱いますが、私はそのすべての立地条件・シミュレーションを確認しています。累計では1万件以上。これは大企業のトップセールスマンでも経験できない数値だと思っています。
また私は一般企業での長い勤務経験がありません。自分で調べ、考え、試し、失敗しながら学んできたため、“常識にとらわれない発想” ができることも大きな強みです。
06大事にしているもの

立ち上げ時に感じた「信頼」が、今も原点
事業開始から間もない頃、実績のない私たちに契約を決めてくださった土地オーナー様たちの存在は忘れられません。コインパーキングは差別化が難しく、条件にも大きな差が出にくい業界です。大手と契約する方が当然なのに、あえて小さな会社を選んでいただけたことは、厚意と信頼以外の何ものでもありません。
「この信頼を裏切らない」その気持ちは今も変わらず、私の原点となっています。
07今後のビジョンを教えてください
今はコインパーキングに集中し、その先の事業領域へ
今後5年間はコインパーキング事業をさらに伸ばすことに集中します。
コインパーキングには必ず土地オーナー様が存在します。100坪以上の物件では、売却や建築計画で動くことも多く、不動産領域には大きなビジネスチャンスが広がっています。将来的には、こうした土地オーナー様との関係性をいかして、不動産分野への事業展開も視野に入れています。
08応募を検討している方へのメッセージ
エイコーレンタサービスは、駐車場運営事業の開始以来、着実に事業拡大を続けてきました。 私たちが大切にしているのは、常に「お客様が求めているものは何か」「どうすれば価値を提供できるのか」を追求し続ける姿勢です。
また、一人では大きなことはできない、と私自身が身をもって経験しています。今後さらなる成長を実現するためには、多様な経験や視点を持つ仲間が必要です。新たな挑戦を共に楽しみ、価値を創り出していける人材を歓迎します。